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やっと「熱統計力学」で空白になっていた第7節が完成しました。
いわゆる古典統計の議論ですが、驚くべきことに、古典統計の議論において、単に多粒子系の古典力学の中に熱力学のモデルが作れるという事実を示すだけなら、エルゴード仮説が不必要であるだけでなく、リウビユの定理も必要無く、そもそも「等確率の原理」すら仮定する必要がありません。この「等確率の原理」が必要になるのは、エントロピーやMaxwell分布などの具体的な表示式を求めるのに必要になるだけで、内部エネルギーやエントロピーを構築するだけなら、この原理は必要の無いものなのです。
最後にギップスのパラドクスについても言及しましたが、N!で割るという対症療法は、根本的なアプリオリ確率の原理を否定するものであり、従って古典力学の範囲では根拠の無い「解決案」であることにも言及しました。
http://home.p07.itscom.net/strmdrf/thermo07.htm
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